「飛木稲荷神社の御朱印や境内について知りたい」と思っている方もいるのではないのでしょうか?
- 飛木稲荷神社の参拝の流れは?
- 御朱印や御朱印帳のデザインが知りたい
- 飛木稲荷神社とイチョウの関係性とは
- 例大祭はどのようなことが行われるの?
今回はこのような「飛木稲荷神社について調べている」「押上の神社を巡ってみたい」という方に、飛木稲荷神社の御朱印や境内の様子、例大祭についてご紹介していくので、行かれる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
飛木稲荷神社の境内へ
飛木稲荷神社の御朱印や境内、例大祭についてこれからご紹介していきますが、まずは参拝の流れを境内の様子と一緒にご説明していきます。
飛木稲荷神社の前に到着すると、左手に飛木稲荷神社、正面に圓通寺を確認できます。
飛木稲荷神社の正面の鳥居前です。
狐さんの横で一礼し、進んで行きましょう。
鳥居から進むと右手に神楽殿と神輿庫があります。
このあとにもご紹介しますが、例大祭などの催し物のときに公開されるので、機会があったら見てみてくださいね。
そして、こちらが飛木稲荷神社の御神木であるイチョウの木です。
飛木稲荷神社の名前の御由緒にもなっていて、御神木を撮影したり触れていく方もいます。
真下から見るとこのように立派な姿を拝見することができます。
アングルを変えるとスカイツリーと一緒に撮影することも可能ですよ。
御神木の根本には看板があり、イチョウの由来が書かれています。
東京大空襲で町の延焼を防いだということで、御神木には焼け焦げた跡と思われる黒い部分を確認することができます。
御神木の横には、他にも2つの看板があります。
飛木稲荷神社の御由緒や、御祭神、御利益などについても書かれているので、余裕がある方はこちらもご覧になってみてくださいね。
御祭神:宇迦神霊命(うかのみたまのみこと)
御利益:殖産、生活の加護など
御由緒:暴風雨のときにイチョウが飛んでこの地に刺さり、そびえ立ったことからめでたいとお祀りしたことから
こちらが手水舎です。
作法どおりであれば、左手→右手の順に手を清め、左手に水を注ぎ口を清め、最後に柄杓の柄に水を流し清めます。
こちらが飛木稲荷神社の拝殿で、その奥が社務所です。
特に参拝時の作法の指示はないようなので、私の場合は一礼して手を合わせて祈願し最後に一礼をしました。
他にも祈願時に拍手をしたりする方がいたりと、人それぞれのようですね。
そして、拝殿の左側には日枝社と奥社につづく参道があります。
左が日枝社、右が奥社です。
日枝社
奥社
夫が少し霊感があるのですが、1番初めに奥社に参拝したときに、ずしっとした雰囲気があったのと、肩や頭が重くなり、「本物だな」と感じたそうです。
私は霊感がありませんが、奥社の雰囲気は少し違っているというのは感じました。
参拝が終わったら、社務所の隣におみくじの箱があるので、祈願に対する答えが欲しい方はこちらを引いてみるのもいいですね。
左右でおみくじのデザインは違いますが、開いたときの項目などはあまり変わりないので、どちらか気になる方を引いてみるといいかと思います。
おみくじを納めたい方は、イチョウの木の横にあるおみくじ掛けに結びましょう。
御朱印や御朱印帳のデザインは?
飛木稲荷神社の御朱印や御朱印帳は、きつねさんのイラストが描かれています。
御朱印
御朱印の初穂料は300円です。
金色のきつねさんとイチョウの葉っぱが上品なデザインですね~。
あとは、御神木のイチョウの木のポストカード2枚、飛木稲荷神社の御由緒の用紙、御朱印帳のしおりまでいただきました。
ポストカード
御由緒
御朱印帳のしおり
今まで御朱印帳のしおりをいただいたことがなかったので、素敵だなと思いました。
便利なので実際に使わせていただいています。
御朱印帳
御朱印帳の表紙には、イチョウの木から押上を見渡しているきつねさんが描かれています。
御朱印をいただいたときに伺ったのですが、拝殿の横の鉄柱からイチョウの木を見ると、この絵のようなきつねさんの形をした枝が見られるとのことでした。
こちらがそのきつねさんの形をした枝です。
押上周辺の安全を守ってくれているようにも見える、素敵なお話ですね。
例大祭は3年に1度、例祭は毎年9月に開催
飛木稲荷神社は例大祭(例祭)と呼ばれる催し物が、毎年9月に行われます。
通常は例大祭と呼ばれることが多いようですが、墨田区のホームページによると例大祭は3年に1度で、それ以外は例祭ということで、私が行ったのは例祭の年でした。
- 神社周辺に屋台の設置
- 町内をお神輿が周回
- 神楽殿での演奏や演舞
例祭は上記のような内容で行われます。
私が行ったときにはお神輿と屋台は中止でしたが、普段閉められている神楽殿や神輿庫が公開されている貴重な日です。
また、飛木稲荷神社の塀やイチョウの木の横にたくさんの提灯が並んでいるので、昼と夕方で風景が違って見えるのも楽しみの一つですよ。
神楽殿
神輿庫
まとめ
飛木稲荷神社の御朱印や例大祭についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
飛木稲荷神社の御由緒はイチョウの木の枝が飛んできて地に刺さったことが祀られ始めたということでしたが、そのあとの東京大空襲のときにも町を守ったという由緒ある御神木でしたね。
また、御朱印と一緒にいただいたポストカードや御朱印帳に描かれているきつねさんの枝を知らなかったという方は、行かれた際に眺めてみるといいかもしれません。
飛木稲荷神社は例大祭(例祭)は、年に1度しか開催されないので、「普段と違った神社の雰囲気も見てみたい」という方は、ぜひ開催されるタイミングで行ってみてくださいね。