「スキーに必要なものって何だろう?」と思っている方もいるのではないでしょうか?
- スキーに必要な道具・小物は?
- 服やインナーは何を持って行ったらいい?
- スキーのレンタル以外で必要なものは?
今回はこのような「スキーに必要なものが知りたい!」「レンタルできる範囲やレンタル以外に何を持って行ったらいいか分からない…」など、スキーの持ち物に関する疑問について調べてみました!
私のスキーの体験も踏まえて、必要・持っていくと便利という感じで分けてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
スキー初心者ならレンタルでも十分
スキーに必要なものには、レンタルできるものと自分で用意して持って行くものがあります。
まずは、レンタルできるものはこちらです!
- スキー板
- ストック(ポール)
- ブーツ
- スキーウェア上下
レンタルする場所によっては、ゴーグル・グローブなどの小物もレンタルできますが、だいたいは上記のスキー用具とスキーウェアまでというところが多いです。
すべてレンタルする場合は、スキーセット+ウェア上下でいいと思います。
スキー初心者の方は、スキーセットを購入して滑ってみたら「思ったより難しい…」ということがあるかもしれません。
初めてのスキーの場合は、まずはお試しでスキーセットをレンタルするというのがいいかもしれませんね。
- レンタル以外も検討している
- スキー小物だけ購入したい
という方は、アルペンやVictoria Surf&Snowがノーブランドからスキーブランドまで幅広く取り扱っているので、予算に合わせて選びやすいです!
スキー板
スキー板はスキーになくてはならない道具ですよね。
レンタルの場合、ネットから事前予約ができることもあるので、レンタルする方の性別・身長などから、当日にその人に合ったスキー板を用意してくれています。
購入する場合は、このような内容で覚えておくといいですよ!
- 種類:オールラウンドスキー
- 長さ:男性 160~170㎝ 女性 155~165㎝
(身長からマイナス5~10㎝) - センター幅(スキー板中央のくびれ部分):70~90㎜
- ラディウス(サイドカーブ):R12m~17m
初心者におすすめのメーカー
- オガサカ
- ロシニョール
- アトミック
- サロモン
スキー板の長さは、初級や体重が軽めの方は短め、中級以上体重が重めの方は長めを選択するのがおすすめです。
ラディウスとは、スキー板のくびれている部分の延長線上に描かれた円の半径のことです。
数値が小さければ小回り向き、大きければ大回り向きという感じで覚えておけば大丈夫ですよ~!
ビンディング(バインディング)
ビンディングとは、スキー板とブーツを固定させる道具です。
レンタルでは、ビンディング付きのスキー板をそのまま使用することができます。
購入する場合は、ビンディング付きのスキー板かスキー板とビンディングをそれぞれ購入するかになりますが、初心者の方や慣れていない方はビンディング付きのスキー板がおすすめです。
また、ビンディングとブーツには相性があり、合わない組み合わせだときちんと固定されずに危険です。
ビンディングとブーツの組み合わせが適応するかどうか、確認してから購入するようにしましょう!
ストック(ポール)
スキーのストックも、必要不可欠な道具ですよね~。
レンタルの場合は、身長に合わせた長さのストックを用意してくれます。
購入する場合は、大人では身長の67~70%くらいの長さで、子供は身長の70~73%の長さが目安とされています。
身長 (大人) | ストックの長さ (目安) |
---|---|
150㎝ | 100~105㎝ |
155㎝ | 105~110㎝ |
160㎝ | 107~112㎝ |
165㎝ | 110~115㎝ |
175㎝ | 117~123㎝ |
180㎝ | 120~125㎝ |
素材はアルミとカーボンの2種類で、アルミは強度があり曲げにくい・カーボンは軽量で曲げやすいという特徴がありますが、実際に試してみて「軽いし使いやすい!」と思うストックを選んでみてくださいね。
ブーツ
スキーブーツも必要な道具ですね。
今回は初級者向けの内容でご紹介するので、購入する際の参考にしてみてくださいね。
- サイズ:足のサイズからプラス0.5㎝
- フレックス(硬さ):70~100
(男性100未満 女性80未満) - ラスト(足幅):102~106㎜
レンタルでは1㎝や直接入力で細かい単位を、購入する場合は0.5㎝や1㎝単位でブーツのサイズを選ぶことが多いかと思います。
ブーツのサイズを選ぶときは、足のサイズからプラス0.5㎝がいいとされています。
私もスキーブーツをレンタルしたことがあるのですが、普段の足のサイズ(23.5㎝)で申し込んだところ、実際に履いてみると片足のみ窮屈で「あ~痛い…」という状態でした。
ブーツの種類にもよるかと思いますが、大き過ぎずきつ過ぎずの適度にフィット感のあるブーツを選びましょう!
ラストとは足幅のことで、目安は102~106㎜といわれていますが、海外のメーカーなどは足幅に合わせるとサイズが大きくてゆるくなってしまうことがあります。
やはり、ブーツは試着してから購入することをおすすめします。
スキーウェア上下
スキーウェアは子供サイズ(100・110・120…)と大人サイズ(S・M・L…)という感じで、普段の服のサイズと同じ表記です。
レンタルや購入する場合は、普段着ている服のサイズと同じで問題ないと思います。
- 基礎系(デモ):基本スキー
- フリーライド:スキーヤー
- レーシング:競技スキー
- バックカントリー:登山
スキーウェアの種類は、このように基礎スキー・スキーヤー・競技スキー・登山といった、それぞれの目的によって造りが違ってきます。
初心者の方やレジャー目的の方であれば、基礎系のタイプでいいと思います。
おすすめのスキーウェアブランド
- ミズノ
- ゴールドウィン
- デサント
- フェニックス
- オンヨネ
- マムート
スキーをされる方にとってベターなブランドですね。
スポーツ用品を扱っているだけあって、機能性が優れていますし、プレイするための着心地というのも追及されています。
続いて、機能面はこの辺りを選ぶのがおすすめです。
- 防水:水の侵入を防ぐ
- 透湿:湿気を逃して水を通さない
- 耐水圧:どのくらいの水圧に耐えられるか
- 保温性:温度を保つ
スポーツやアウトドアをする方は知っているかもしれませんが、ゴアテックスという防水性・防風性・透湿性を兼ね備えた素材もあるので、1着あるといいかもしれませんね!
スキーに必要なものは?
スキーに必要なものについて、スキーの道具をご紹介してきたので、ここからはスキー場で必要な持ち物をカテゴリー別にご紹介していきますね!
貴重品
身分証明書
身分証明書はレンタルするときに必要になるので、レンタルをする方は持って行きましょう。
保険証
突然のケガや体調不良などで必要になることがあるかもしれないので、万が一のときに備えておくと安心です。
小銭・小銭入れ
リフト券・レンタル料金・飲食代など、何かと必要になります。
小銭はリフト券ホルダーに入れて行くこともできるので、小銭のみで別々にしたい方は持って行くと便利です。
リフトの入口では、リフト券を提示しやすくするためにリフト券ホルダーは必要になります。
スタッフの方に目視で確認してもらう場合もあるので、表面が透明になっていてリフト券の表面がすぐに見えるように入れておくと便利です。
スキー小物
グローブ
ストックを持つので、グローブは5本指タイプを選びましょう!
忘れてしまった場合でも、現地で購入したりレンタルできる場所もあります。
帽子
スキー場で滑っていると耳が冷たくなってきてしまいます。
耳が隠れる帽子がおすすめです。
ゴーグル
ゴーグルは天候によっては必要ないときもありますが、スキーセンター付近は晴れていたのに山頂付近は吹雪いているということもあります。
- 紫外線から目を守る
- 視界を良くする
ゴーグルにはこういった役割があるので、レンタルでも購入したものでもいいので持っておきましょう。
フェイスマスク
フェイスマスクも天気がいいときは外していても問題ありませんが、
- 紫外線を防ぐ
- 風や雪から顔を守る
- 保温性がある
といった役割があるので、持っておいた方が安心だと思います。
ただし、素材によっては凍りやすかったり息苦しいと感じるものもあるので、生地の薄さや口元の通気性を確認するといいかと思います。
あとは、つけやすいというのもポイントです。
私はメーカーとデザインで選びましたが、ゆる過ぎてつけるのに時間がかかってしまうということがあったので、実際に商品を手に取ってから購入するのがおすすめですよ!
衣類
靴下
普段履いている靴下では寒いので、スポーツ用品店やネットで売られているスキーソックスを購入するといいと思います。
丈はふくらはぎくらいで、保温性・速乾性があるものがおすすめです。
厚みは適度にあった方がいいと思いますが、ブーツによってきつく感じるときがあるので、自分のブーツがあるよという方は履き心地を踏まえて選んでみてください。
インナー
スキー場で普通に滑るくらいであれば、上下ともユニクロのヒートテック(極暖)くらいでちょうどいいです。
- インナー(半袖)
- Tシャツ
- カットソー
あとはこのような感じで、天候や気温に合わせて調節してみるといいですね。
トップス・ボトムス
私の場合、上下ともジャージでその上にスキーウェアを着ています。
ジムやランニング用の普通のジャージですが、特に不備はないですね。
- パーカー
- フリース
- スウェットパンツ
あとはこのような中から、自分が快適そうだなと思うものでいいと思います。
持っていくと便利なもの
ここまでスキーに必要なものをご紹介してきましたが、次は持っていると便利かな~と思うものを紹介していきますね!
カイロ
正直カイロは必要なものでもいいのかなとも思いますが、もちろんなくてもスキーはできます。
しかし、きちんと防寒はしていても、半日あるいは1日くらいスキー場にいるとやはり寒いです(汗)
貼るカイロ・貼らないカイロそれぞれ必要な分だけ準備しておくといいですよ。
日焼け止め
冬でも雪山の場合は日焼けします!
なぜかというと、紫外線が雪に反射してしまうからです。
日焼け止めなしで滑っていると1日で赤く日焼けするので、日焼けしたくない方はぜひ塗ってくださいね。
リップクリーム
リップクリームはUVカットのものを利用するのがおすすめです。
あとは保湿効果もあるので、スキー場に行く前などに塗っておくといいと思います。
ポケットティッシュ
理由は鼻が出るからです(苦笑)
ポケットティッシュは1つくらいでいいので、持っておくと便利ですよ~!
プロテクター
プロテクターは胴・おしり・下半身・ひざなど、種類はさまざまあります。
アイスバーンなど、転びやすく硬い場所に体を打つと危ないので、おしりのプロテクターくらいはあってもいいかもしれません。
ゴーグル用曇り止め
ゴーグルの中と外の気温差で曇ってしまうことがありますが、そのようなときに曇り止めは活躍してくれますよ!
スプレー・ジェルなど種類はいくつかあるので、ゴーグルのコーティングとの相性を確認してから選んでくださいね。
スマホケース
激しい動きなどをしないようであれば、腕につけるタイプやストラップで下げるタイプでも大丈夫だと思います。
しかし、スキー場によってはスマホとリフト券を一緒に入れているとゲートが反応してくれないこともあるので、そのような場合はスキーウェアの胸ポケットに入れておくのがおすすめです!
まとめ
スキーに必要なもの・持っていくと便利なものについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
- レンタルできるのは、スキー板・ストック・ブーツ・ウェア
(ゴーグル・グローブもレンタルしている場合もある) - レンタルの場合は、身分証明書を持参
- ゴーグル・フェイスマスクは吹雪の中で必需品
- リフト券や小銭が入るケースが1つあればOK
- 日焼け対策も忘れずに!
スキー初心者の方や試したいという方は、レンタルから入ってもいいと思います。
スキーの服装は、インナー・トップス・ボトムスなど、当日の天候や気温で組み合わせてみてくださいね。
それでは!スキーの持ち物の準備をしっかりとして、当日のスキーを楽しんでくださいね~!